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マーダーミステリー「のような」パーティゲームです。
通常のマーダーミステリーは、1シナリオ1回しかできない、という制約がありますが、このゲームはマーダーミステリー「のような」ゲームですので、何度でもプレイできます。
基本的なストーリーとして、館の主人が、知人たちを招いてパーティを開いた翌日、死者が発見されます。
マーダーミステリーなら、「では役柄を決めて、それぞれの設定書を読んで、どんな真実があったのかを確認しましょう」となる場面ですが。
このゲーム、設定書がありません。
そもそも、犯人が決まってません。ゲームのクライマックスの投票で最多票を取った人が犯人です。
毎ターン、怪しい証拠品が公開されるので、「やっぱりこいつが犯人なんだ!」と自分に投票されたくない為だけに無責任に他人を囃し立て、そうやって追及された人は「いや、そのアイテムをもってるのには理由がある」とトンデモ理論で言い逃れる。そういうゲームです。
マーダーミステリーの攻略法として、証拠と証拠、点と点を推理と発想力で繋ぎあわせ、更にストーリーの「行間」を読み取ることで、真実を手繰り寄せる、というのがありますが。
このゲームには真実はなく、状況証拠と冤罪しかありません。
どうせ真実はどこにもないのですから、名推理で名探偵になるのも、迷推理で迷探偵になるのも自由です。
マーダーミステリーに不慣れで、「自分の(無根拠で身勝手な無責任な)推理 をみんなに公表するのは難しい」というプレイヤーがいるなら、(参加者の言い訳を手伝って、一人に票を集めないことが目的の)「警察」を加えて大人数プレイをするのがいいでしょう。
話が盛り上がるなら、討論時間30秒、という制限を取り払って、延々と「マーダーミステリーっぽい」議論を続けるのも楽しいと思います。
マーダーミステリーをやりこんだ人にも、そうでない方にも、おススメのパーティゲームです。
参加人数 3人~6人
プレイ時間 20分前後
対象年齢 12歳から
ボードゲーマ様より引用。