new
ローマは混乱の渦中にあり、絶え間ない戦争と内乱により国家の富は徒に費やされ、民は貧困に追いやられています。元老院は人々を鎮めるため、新たなローマの指導者を今まさに選出せんとしています。この機会は極めて稀です。あなたは、優れた交渉人として議員たちの支持を集め、自らを新たなるカエサルとするため総力を尽くす決意を固めます…。
力を得るために競りを行い、対戦相手の最良の資源を奪うべく強請し、資源を売却して、議員たちの支持を勝ち取る。
カードゲーム「クー」の作者が、父と共に新たな傑作を生みだしました。彼の過去作と同じく、「セネターズ」は凡庸な作品ではありません。至る所に相互作用があり、勝利を収めるには心理戦が最も重要です!
各プレイヤーは、競売キューブを4個ずつと、カードを3枚ずつ、初期資金(スタートプレイヤー10金、次が13金、次が16金、次が19金、次が22金)をもらって、ゲームスタート。
手番ではまずイベントカードを1枚めくり、その後アクションを実行する。
イベントカードは、現在の元老院の支持(勝利点)の多寡によってお金をもらったり、全プレイヤーで握り競りをして最も多くの金額を握った人だけが元老院の支持(勝利点)をもらったりなど様々。
その中に戦争カードもある。
アクションは「競売」「強請」「清算」のいずれか1つ。
競売アクションは4種類のカードの山札を全て1枚ずつ表にし、手番プレイヤーの左隣のプレイヤーからら順番に買いたいカードに値付けしていく。
手番プレイヤーに回ってきたら、その時点の最高値を最高値をつけたプレイヤーに支払ってそのカードを購入するか、最高値を付けたプレイヤーに売るかを選ぶ。
強請アクションでは、まず銀行から3金をもらって、左隣のプレイヤーから1人ずつ順番に、そのプレイヤーの前に置かれているカード1つを選んで値段をつける。
値段をつけられたプレイヤーは、その金額を手番プレイヤーに払ってカードを保持するか、その金額をもらってカードを渡すか決める。
これを全プレイヤーに行う。
清算アクションでは、「カードの売却」→「元老院を買収(お金を勝利点に変換)」→「保有する元老院カードを好きなだけプレイ」の順で行える。
他プレイヤーも、手番プレイヤーに5金を払うことで同様の清算アクションを行える。
「カードの売却」は、目の前のカードと手札のカードを合わせて3枚セット(同色or同数のみ)で売却し、カードの合計数分お金をもらえる。
「元老院の買収」は、10金支払うごとに支持(勝利点)に変換でき、支持(勝利点)トラックを1マス進められる。
イベントカードをめくった際に、4枚目の戦争カードがでたらゲーム終了。
獲得した支持(勝利点)が最も多い人が勝ち。
プレイ人数:3人〜5人
プレイ時間:45分〜60分
対象年齢:12歳〜