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オラニエンブルガー運河(拡張I&II付属)

9,680円

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オラニエンブルガー運河(拡張I&II付属)  タイトル:Oranienburger Kanal デザイナー:Uwe Rosenberg メーカー:テンデイズゲームズ 発売年:2023年 プレイ人数:1人~2人 プレイ時間:45分 対象年齢:14歳~ ルール難易度:★★★★☆(カードの種類は多いものの、ルール自体は少なめ。この手のゲームに慣れているなら★★★☆☆) いいポイント ・ゲームごとに異なる組み合わせで登場するさまざまな建物カードをどのように活用していくか、限られたリソース獲得野機会をどのように作り上げ、活かすかー挑戦しがいのある内容 ・カードのアイコンなど一部直感的でない部分はあるものの、洗練された造り イマイチなポイント ・多数の建物カードはオールユニークで満足度は高いものの、フレーバーは弱く、味気ない 大人気ゲームデザイナー、ウヴェ・ローゼンベルクの新作が、コアゲーマー向けのゲーム出版を続けるSpielworxxから登場しました。 『オラニエンブルガー運河」で、プレイヤーは、19世紀を舞台に、ブランデンブルグに建設されたオラニエンブルガー運河での工業発展に携わることになります。 各ラウンド、プレイヤーは手番ごとにアクションボードに用意されたアクションを選択、実行していきます。 アクションは、基本的には、リソースの獲得、(線路や建物などの)建設、建設することになる建物のカードの獲得の三種類となっており、このタイプのゲームとしては、非常にシンプルです。 しかし、「オラニエンブルガー運河」は、決して単純なゲームではありません。 まず、メインの要素となる建物カードです。 ゲームごとに登場するカ建物カードは、120枚(拡張セットを加えると360枚!)からの24枚のみとなっており、どのカードが登場するかによって、臨機応変に戦略を組み立てなければならないのです。 また、こういった発展をテーマにしたゲームでは一般的な要素である定期的な収入がないのも大きな特徴です。 メインとなるアクションにもリソースの獲得はありますが、もっとも重要となるのは、建設した建物の効果の発動によるリソースの獲得です。 ボード上に決められた状況を作ることで建物の効果を発動させ、それによってリソースや得点を獲得するのですが、ゲームを通してその機会は(建物ごとに)わずか2回という限られたもの。 効果をより大きなものとする条件が設定されていることが多く、うまく条件を整えればそれだけ次へ繋げることができるわけですが、あまりに時間をかけてしまうっても手が進まないところがあまりにも悩ましいところです。 もちろん、対戦相手となるプレイヤーもいるため、遅れを取るわけにはいきません。 状況と条件、そして得られるリソース量とのバランスを見極め、より効果的なタイミングで建物を発動させることができるでしょうか? こういったタイプのゲームでは、建物カードには特殊なアクションが設定されていることが多いですが、「オラニエンブルガー運河」では、そういった特殊アクションはなく、建物カードに設定されているのは、獲得リソースの量やその条件です。しかし、ゲームとして、決して物足りないということはありません。自分の個人ボードの状況、戦略にもっとも相応しいカードを見極めるのは簡単なことではなく、十分に歯ごたえのあるものだからです。 こうして手に入れたリソースを活用していくわけですが、これも一筋縄ではいきません。 建物を建てるために使われるリソースは、獲得できる機会が限られているに留まらず、基本資源と重要資源の二つに分けられた5種類のリソースとお金があり、獲得した後もより手を進めるためにはどう活用すべきか、その選択と組み立てには頭を悩ませることになるでしょう。 「オラニエンブルガー運河」は、常にギリギリの選択を迫るような作りの、非常にマニアックなものではあるものの、ルールの文量としてはそれほど多くなく、ホイールによる資源管理と合わさりそぎ落とされたコンポーネント量など、非常に洗練されたゲームでもあります。 また、一人、もしくは二人用とすることで、プレイ時間もほどよいもの、かつ注意を払うべき範囲が限られたものになっており、プレイヤーの負担の軽減も図られています。 組み立てがうまくいった時の快感もあり、ハードルが高いだけのゲームではありません。 多くの人にとって挑戦しがいのあるゲームになっているはずです。 ※拡張カードパックⅠとⅡとのセットでの販売のみとなります。 テンデイズゲームズ様より引用

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