タイトル：Tikal デザイナー：Wolfgang Kramer, Michael Kiesling メーカー：SuperMeeple 発売年：2016（オリジナルは1999年） プレイ人数：2人～4人 プレイ時間：60分～90分 対象年齢：10歳～ ドイツ年間ゲーム大賞とドイツゲーム賞のダブルクラウンに輝いた名作が、「メキシカ」、「アメン・ラー」に続いて、スーパーミープル社によって豪華コンポーネント仕様で復活しました。 プレイヤーは、探検隊を率いて、ティカルの遺跡が眠るジャングルを進み、遺跡の発見、発掘を行い、より高い得点を獲得することを目指します。 プレイヤーには、各手番において、10ポイントのアクションポイントが与えられます。 このポイントの中で、さまざまなアクションを実行していきます。 ジャングルを進んだり、遺跡を発掘したり、キャンプを設営したり、隊員を遺跡に送り込んだり、アクションは多岐に渡っています。 決められたポイントの中で、どのアクションを選択し、組み合わせるべきか、その選択は悩ましくも楽しいものになっています。 未開のジャングルがゲーム進行に合わせて開けていき、新たな遺跡が見つかることで盤上には美しいティカル遺跡が広がっていくことになります。 この雰囲気の良さが「ティカル」の大きな魅力ですが、この新版では遺跡は樹脂製のミニチュアになり、探検隊には特別なミープルが用意され、より一層魅力的なものになっています。 その後の「メキシカ」にも連なる、クラマー＆キースリングによるアクションポイント制の大傑作として、ドイツゲームの歴史においても決して見過ごすことのできないタイトルです。